1)生活習慣の改善
睡眠時無呼吸症候群の方は、肥満を伴っていることが多く、まずは減量が有効な治療法となります。食事では脂質や糖質を控えて、カロリー摂取量を減らします。
しかし睡眠時無呼吸症候群の方は、日中の眠気のため活動量が減少し、減量が難しいこともあります。さらに日中の眠気のためにコーヒーやキャンディーなど間食が増え、逆に体重が増加することがあります。
当院では、減量のための食事指導を行っておりますので、医師にご相談下さい。
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| 2)飲酒の制限 |
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飲酒は上気道の筋肉を緩め気道の閉塞を引き起こしやすくなり、就寝前の飲酒はいびきや睡眠中の無呼吸を悪化させることがあります。就寝前の少なくとも4時間は飲酒を避ける必要があります。 |
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| 3)禁煙 |
| 喫煙は血液中の酸素濃度を低下させたり、咽喉頭部の炎症を引き起こしたりして、睡眠中の無呼吸に影響を与えますので、禁煙をお勧めします。 |
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| 4)精神安定剤の服用の制限 |
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睡眠導入薬や抗不安薬などの精神安定剤は、上気道の筋肉を緩めて気道を閉塞させ、さらに脳の目覚めを悪くするため、身体に危険な長い無呼吸を増加させます。
睡眠時無呼吸症候群の方が精神安定剤を服用する場合は、必ず医師にご相談下さい。 |
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5)睡眠中の体位の工夫
仰向けで寝ると体に下向きの重力が加わり舌根沈下を招き、気道が狭くなるか完全にふさがってしまいます。したがって、横向きのまま寝るよう工夫すると症状が改善することがあります。 睡眠中の体位を横向きに保ったまま寝る簡易法としてテニスボールを使った方法があります。これは、仰向けの体位を保つことができないように背中にポケットを縫い付け、その中にテニスボールを入れて寝る方法です。
しかし、重症の睡眠時無呼吸症候群の方は、横向きに寝ても睡眠中の無呼吸が減らない場合があるので、実行する場合は医師にご相談下さい。
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6)CPAP療法
CPAP療法とは、一定圧を加えた空気を鼻から送り込み、上気道の閉塞を防いで、睡眠中の気道を確保する治療法です。 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者さんに極めて有効な治療法の一つで、現在では最も多くの患者さんに行なわれています。 治療効果は、睡眠時無呼吸症候群が招く高血圧や狭心症などの循環器疾患の合併症も予防できます。 またCPAP療法により睡眠中に上気道が閉塞しなくなるため、無呼吸や低呼吸による睡眠の分断は解消され、睡眠の質を向上させることができます。 CPAP療法の効果は使用開始の翌朝から実感できるようになります。 CPAP療法を導入する場合は、睡眠時無呼吸症候群と診断された後、再度1泊入院していただき、CPAPを使用しながらPSG検査を行い、適切なCPAPの空気圧を決定します。 CPAP療法は健康保険が適応されます。
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7)手術による治療
気道閉塞の原因がアデノイドや扁桃の腫大である場合や他の治療法ではうまく治療できない場合などは、耳鼻咽喉科医による手術が必要になる場合があります。 特に子供の睡眠時無呼吸症候群の場合、大半がアデノイドや扁桃の腫大による場合が多く、手術が第一選択となります。
* 口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)
* レーザー手術
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| 8)歯科装具(マウスピース)による治療 |
| 専門の歯科医師にオーダーして作成します。 下顎が上顎より少し前に固定され、就寝時に用います。 手軽で簡便ですが、重症な方には効果が期待でいないことや歯周病や顎関節症の方は使用できない場合があります。 |
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